想いを形にする。。。
大阪北摂でパリスタイルが学べるフラワーサロン dans la marge です。
先日、由美先生がご紹介して下さったのを受け、堂々と名乗ってみました(笑)。気恥ずかしさもないと言えば嘘になるのですが、yspd二期生としてしっかり活動していく気持ちを言葉と行動で示さなければ・・とも思っています。
ブログも書きます!と宣言!?してしまったし、楽しみながらポツポツと続けていきたいと思っていますので、どうぞお付き合い下さい。
(とここまで書いたところで、飼い猫(我が家の王子)が膝に乗って邪魔しにきました・・。猫あるある・・・です。”折角 書き始めたのに邪魔しないで~”の気分です)
さ、仕切り直して・・(笑) 少しだけ真面目に書きます。
想いを形にする・・・。
想いを伝える花、言葉、
夢、希望・・・。
色々書こうと思ったことはあるのですが、今日は屋号への?!想いを書こうと思います。
想いを形にするためにディプロマ取得後、屋号も新しく改名しました。
私が花に魅了された想いを「余白(フランス語でmarge)」という言葉にのせています。
もう随分前に遡る事になっていまうのですが・・
私が花を始めた時、
それまでよりも強く「自然」や「季節」を感じるようになりました。
また、自然が作り出す「造形美」や
花が終わり実となって、また次の命に繋がっていく「命の連鎖」にちょっとした感動を覚えました。
取るに足らない当たり前といえばそれまでなのですが、それらに気づいて感動する気持ちになれた事が嬉しかったことを覚えています。
忙しい毎日の中で、そんな当たり前の事には気にもとめてなかった自分が、そんなちょっとした事に気持ちを傾ける ”隙間” みたいなものが出来た事が嬉しかったのです。
新芽や蕾から感じるエネルギー
満開に咲き誇る花、枯れ行く姿の美しさ
そんなことを感じて愛でていると 自分の心の中も あるべき姿や必要な事だけが整理され、とてもシンプルな気持ちになれる気がしたのです。
心が整ってくると「部屋に花を飾ろう」という心のちょっとしたゆとり(余裕)みたいなものが生まれました。花を飾るなら、部屋も片付いていなくちゃ 様(さま)になりません・・。そうこうしていくうちに自然に気持ちや暮らし方が変わっていきました・・。
花があるだけで、心の在り方がこんな風に変わるとは、こんなにシンプルになれるとは想像もしていなかった事でした。
シンプルである事はとても自由な事。
シンプルであることは、何かを受け入れられる余白が生まれる事でもあると感じました。
そして少し 私が「余白」という言葉を選んだのには もうひとつ理由があります。
デザインやアートの世界において、「余白」がすごく大事なファクターだと感じているからです。
引き算の美と言うのでしょうか、出来るだけ(時には極限まで)シンプルに表現することで際立たせる、また余白を持たせることによって、余白の部分に余情を持たせ、創造によって完成する。
生け花や日本画、写真やフランス料理の盛り付け、いろんな分野で感じる余白。実はその部分に大切な意味があると感じるから・・。
それでこの屋号 ”dans la marge”(ドンラマージュ。フランス語で「余白の中に」という意)が生まれました。
そんな訳で、多くの方に 心にいい「余白」を作るきっかけ(お手伝い)が出来たらな・・・と考えています。
どうぞこれから dans la marge を宜しくお願い致します。
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