森が創るモノ、花が創るモノ。


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今週、少しゆとりの時間が出来たので、気になっていたギャラリーに足を運んできました。
「森屑降りて」というセレクション展。
森が降らせたひとひらの屑
朽ち行く断片がもたらす小さな詩(WEBより)


何があるのか、詳細を知っていた訳でもないのだけれど、
ここのところ感じていた内なるモノと、何故だか共鳴するものがあるような気がして、
小さな森に身を置いてみたくて。

 先月末に場所を移し、オープンしたギャラリー。
訪れるのは初めて。
細い路地に入ったところにそのギャラリーはあります。
古い民家をリノベーションした造り。
入り口はダークグレーに塗られた壁に滑車のついた重量感のある扉。全く内の様子は分からず、入っていいのかどうか、、と一瞬躊躇してしまいました。



けれど、よく見たらその扉に小さく OPENと記されている。
レトロ感が素敵なその滑車の動きを見ながらその引き戸をゆっくり開けて入る。
無彩色の空間の至る所に11名のクリエイターが創ったモノと植物が点在・混在して、
森屑の風景が広がりました。


情報を閉じて、感覚を開いて・・・。


なるほど。
ひとつひとつ確認するように見ていくと、うっかりすると見落としてしまうような自然界からのメッセージに気づかされるような感覚。
展示は、古い蔵の中にもあり、
中に入って扉を閉め、窓から入る光を浴びた造形物を鑑賞。
(小庭のアカシア。ふわふわの黄色い花が溢れるまで後少し♫)

蔵という建物の独特の匂いや
扉の開閉具合で変わる光の変化を感じ、
少し鈍っていた五感が蘇るような感覚を得ながら、
その空間を楽しませてもらいました。
扉の隙間から漏れ入る光
窓から入る光の色を感じ。

ちょうど光を浴びて、、。



陶芸、紙屑の標本、植物のアトリエ、植物の造形物、森屑の標本、森の細胞、祈の欠けら、アクリル画、寫眞、絵と音と言葉のユニット
(蔵に続く縁)


イメージ仕切れないままに出向いたけれど、
其々のクリエイターの世界のひとつひとつが興味をひき、またその世界が何の無理や違和感もなく融合する小さな森の空間が妙に心地良く、
自然を感じ、花を扱う者として、少しインスパイアされたかもしれません。
(少し前の雪の日には、小庭にも雪が積もったそう。その景色もこの空間にマッチして、それもまた風情があっただろうな)

(小庭の井戸に使われていたもの??)



先月のレッスンで使ったチューリップ。
刻々と変化する姿。
朽ち行く姿にも惹きつけられ、、。
人の心を強く惹きつけるモノは、決して瑞々しさに満ちた時だけではない事を感じていました。

(佇まいに魅せられるだけではない。
この姿に近づくとしっかり芳香も。強烈なチカラを感じるチューリップに刻一刻と変わってきた)


話は戻ってこの「森屑降りて」は、2/18(日)まで。
金〜日&祝 のみなので、後3日で終わってしまうけれど、
もし興味を持たれた方がおられたら
「森屑降りて」(http://acru.jp/exihibition/future)で検索してみて下さい。


植物の変わりゆく姿まで、静かに楽しめるのは、気温の低い今の季節の贈りもの。


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実はもとはこれ。チューリップ マルガリータ。

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