花と食事を楽しむイベント:五感も心も満たされて・・・¹

季節外れの台風(しかも大型)が2週続きでやってくるという異例の10月が終わろうとしています。先週の台風被害の威力が想像以上に大きく、22号の動きがとても気になっていた週末。各所でイベントの中止のお知らせも聞かれる中、楽しみにしていた YSPD(Yumi Saito Paris Diploma:今年二期生として無事過程を修了)の 先輩の ”季節の花と食事を楽しむ秋のイベントが無事開催されました。

会場は、大阪 靭公園のすぐ側 ミシュラン一つ星を獲得された事もあり 食べログでもかなり評価の高いフレンチレストラン ディファランス。

心配された雨も持ち堪え、駅から靭公園の緑を愉しみながらその店へ。

ドアを静かに押し開けると、Le surreelのYoshieさんとtroisflechersのMikiさんの優しい笑顔と秋のお花達が待っていました。

秋と初冬の間を表現されたテーブル上にはドライフラワーがあしらわれたネームプレートが置かれていて、デモ前からフォトTIME。待ち時間の間にもどんどんワクワクが高まっていきました。


今回、台風の影響もあり、予定していた花材が入手出来ず、「初めての花あわせのものもあるの・・」とそっと教えてくれたYoshieさん。

最初はYoshieさんのシャンペトルブーケからスタート。白いダリアにキャロットソバージュ、紅葉したベビーハンズ、ブルーセージ。それから今回一番気に入ったとおっしゃっていたカンガルーポー。グレーがかったというのか、スモーキーなグリーンとパープルのグラデーションのような色味。とてもニュアンスがある色。ブルーセージのパープルともリンクしていて、シックでありながらとてもお洒落な花材選び。花材を見ただけでテンションが上がってしまいました。

一本一本合わせていくその所作は、昨年から一年間学んできたYSPDレッスンと、みっちり仕込んで下さった幸恵先生の姿が重なり、花の向きに注意が必要なダリアをも手際よく組んで行かれる様子にも目が釘付け・・でした。


次はMikiさんのブーケドマリエ。Mikiさんも予定していた赤のダリアが入手出来なかった・・との事でしたが、秋らしく また丁度ハロウィンをイメージするようなオレンジのマリエ。

ダリアのマリエ・・。きっと頷いてくれる人は多いと思うのですが、本当に難しくて。ダリアの茎は花の大きさに反して華奢で、それでいて花の顔の向きが(Mikiさんの表現をお借りするなら)フローリスト泣かせ!?の断崖絶壁。私も作りながら毎回ドキッとする花材。



でもこれもまたMikiさんも何の迷いもなく、サクサクと束ねて行かれるその姿に「一期生の貫禄」を感じてしまいました。やっぱり一期生、すごい!! お花はもちろん素敵ですが、春から始まる三期生に「二期生の貫禄」を感じてもらえるように精進したい・・・と、デモを見ながら強く誓ったのでした・・。



まだまだイベント序盤ですが、余りにも長くなってしまいそうなので、今日はここまで。

感動のお花やお料理は次回に続きます・・。



dans la marge 花のある暮らし 花が教えてくれること

大阪北摂のフラワーサロン dans la marge(ドンラマージュ)では、少人数サロン形式でレッスンやワークショップを開催。花のある暮らし、花に触れる時間、花の魅力をパリスタイルの花にのせて、お伝えしていきます。