YSPD diplomaレッスン修了までの道のり3・・・シャンペトルブーケ、そして本物のスパイラル


大阪北摂のフラワーサロンdans la marge(ドンラマージュ)では、少人数サロン形式でフラワーアレンジレッスンやワークショップを開催。


1月のレッスンスケジュールをアップしました。1月は1dayショップ出展準備があり、レッスンの日程が少なくなっていますが、出張レッスンやプライベートレッスン等、ご相談により可能な日程もございます。記載日以外の日程でも、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
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今日のブログも振り返りの記録です。
殆ど、自分の想いの記録みたいなものになってしまいそうなのですが、お付き合い頂けたら嬉しいです。

≡≡ 昨年秋からの花修行 (YSPDdiplomaレッスン:パリを拠点に活躍されるフラワーデザイナー 斎藤由美先生のディプロマレッスン)を振り返ります ≡≡




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花修行の日々は、緊張感はずっとあるものの、季節の花で作るレッスンが毎回楽しみで仕方ありませんでした。
毎回、沢山の学びと共に自分の課題が見つかってゆく事も、自分の進むべき道や目標が明確になり、それが自分のエネルギーになっていたからかもしれません。

ブーケ(花束)を組む時、殆どの場合、スパイラルといって、茎の部分を一定方向に螺旋状に組みます。
花歴が長ければこの技術は誰しも当たり前にやっている事で、レッスンスタート時、私はスパイラルに大きな課題があるとは自覚していませんでした。

でも、、
毎回変わる季節の花材。
花材の特性。茎の太さ、茎の柔らかさ。花の頭の大きさ、重さ、、等。
枝ものやグラミネと呼ばれる穂状のグリーンを使い、野の花を束ねたようなスタイルであるシャンペトルブーケは、ブーケの中では大きめのブーケ。そこへ扱いにくい花材の組み合わせとなるとどんどん難易度が上がります。

それを、それぞれの花材を活かしながら、美しく束ねる為に必要なスパイラルの技術は、ただ螺旋状に組むだけではないのです。

大きなブーケになればなるほど基本が大事。
誤魔化して作る事は出来ない事を毎回のレッスンで痛感。

スパイラルの角度、花を入れていく利き手の動き、ブーケを持つ手の形等、これらがブーケの仕上がりにどう影響しているのか、
そんな事をじっくり感じる事が出来たのも私にとってとても意味のある事でした。
(↑ きちっとスパイラルに組まれていると、花材は動く事なく安定するのです)

初回のレッスンの時に「今までの経験は一旦横に置いておいて、ゼロからのスタートとして取り組んで下さい」と、先生から心構えとして頂いていた言葉。
その言葉通り、頭の中をフラットにしてみたら、今まで気付けなかった事が分かってきて、、。

その感覚を掴めた時に仕上げたブーケがこれです↓

太くて中が空洞の茎を持つアマリリスを6本、反対にしっかり持たないと動いてしまうような重量感のあるもみの木を入れたシャンペトルブーケ。
Noëlの花合わせもとても素敵でしたが、これをアマリリスの茎を折る事なくささっと組めた時の喜びや "本物のスパイラル"を体感した嬉しさが忘れられない、思い出のブーケになりました。

長年のふわっとスパイラル⁉︎の癖が抜けず苦労した分、私のレッスンでもきちっとお伝えしていきたいと思うポイントの一つです。

(次回以降に続く) 


***最後までお読み頂き、本当に有難うございます***


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