YSPD diplomaレッスン修了までの道のり5・・・コンポジション
大阪北摂のフラワーサロンdans la marge(ドンラマージュ)では、少人数サロン形式でフラワーアレンジレッスンやワークショップを開催。
1月2月のレッスンスケジュールをアップしています。1月は1dayショップ出展準備があり、レッスンの日程が少なくなっていますが、出張レッスンやプライベートレッスン等、ご相談により可能な日程もございます。記載日以外の日程でも、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
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(↑ もう直ぐミモザの季節がやってきます♡花材はなんと3種類だけなのですが、其々の佇まいを活かし、ここまでの表現が出来ます。)
さて、YSPD diplomaレッスン修了までの道のり。12月はさすがに忙しく、今月中に書き終えるつもりが今年も残すところ後2日。どうなる事やら、、ですが😅
今日はコンポジション編です。
「コンポジション」というのは、フランス語で「構造物」の意。日本では 「アレンジメント」と言われ、吸水性スポンジを使って作るスタイルを指します。
ただ、フランスでは 吸水性スポンジを使うスタイルは日本のように多くはなくて、コンポジションと言ってもブーケを束ねたものを組み合わせたりして 構造物の形となるものを含めて「コンポジション」というそうです。
斎藤由美先生のディプロマレッスンで学ぶコンポジションは、吸水性スポンジを使ったパニエ(籠)アレンジのスタイル。
これを一年を通じ季節の花でしっかり学びます(学びました)。
由美先生のパニエアレンジは、自然の景色のの一部を切り取ってきたようなスタイル。大地から伸びる植物の姿を表現します。風が抜け、陽が射し光と陰が作る陰影、花と花が会話でもしているような、そんな世界を作ります。
ブーケとは違い、挿せば花はしっかりと固定されるコンポジション。
(↑ 冬の森を想わせるコンポジション。さり気なく入る白樺がとても重要な役割を果たしています。この時期ならではの花合わせにキュンとします。寒い冬は大の苦手なのですが、この花々にこの季節に出逢える、、と思うと、冬の訪れも楽しめるようになりました 笑)
初めてのレッスンに入る時には、正直なところ「コンポジションは、ブーケより易しい」感覚でいたので、何回目かのレッスンまでは、「程なく、習得出来る気」でいました。
でも、理解すればする程、自然の姿を美しくかつ、洗練されたものとして表現する為に、実はこのスタイルが如何に細部にまで拘り作られているかを知り、一時はその奥の深さが私の悩みにもなり、先生に
「手がとまってる。一体どんだけ考えるのかと思ったわ」と言われる事も度々・・・😅
花合わせ、下葉の処理、花の向き。
同じ花を使う場合も、いつも同じ使い方ではない事。季節や花合わせ、またその花材の花や葉の付き方によっても下葉の処理も違ってくる事。
作る時の目線等、、。
これらを理屈ではなく、感覚で理解した時に初めて美しく表現されるスタイルだと分かってからは、このスタイルを作り上げる事がとても楽しくなりました。
(↑春の花材ラナンキュラス。優しいピンクと小手毬の白い小花がなんともロマンティック。シックなスタイルが好きでも、春の花は別格。)
(森の中を覗く感じで、寄って撮って見ました。このスタイルを学んだ時、”妖精が居るような森を、、”という表現をされたのですが、私のコンポジション、妖精が見えるでしょうか⁉︎)
花の世界は、もう春の訪れを感じる花々が出始めています。
春を待ちわびて、エネルギーを蓄えて美しく咲く花々は瑞々しさが満ちています。
1月はそんな花々を使いながらレッスン致します。
あなたの暮らしにも花の彩りをプラスしてみませんか?
今の季節は、お花が長く楽しむ事が出来るので、これからお花を始めたい、、という方にもお勧めです。
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