花が教えてくれる事
ここのところの度重なる大寒波到来に、さすがに音をあげそう。
暖かい春に恋い焦がれもしている今日この頃、同時に寒さに耐えながら静かに芽吹く準備をする春の花に強さとエネルギーに感じる季節でもあります。
先日のレッスン花材に入っていた姫コブシ。
蕾が少しずつ開花してきました。
ふわふわで華やかな春の花も可愛くて気持ちが浮き立つけれど、渋い毛皮のコートに包まれたような(地味だけど、ツルツル・ツヤツヤした光沢があって、ずっと触ってたくなる)蕾から、思いの外濃いピンクの花が咲いてくる様子に生命力を見て、一人静かに春の訪れを感じて楽しんでいます。
日々の暮らしに花を添え、たった少しだけでも自然に寄り添ってみると、ふっと自然の中から学べる事がたくさん。所謂主役扱いされない花の存在の大きさもそう。
(そんな事を思いながら、お仕事の関係で標語を出したら、なんと優秀賞をもらっちゃった 😄)
少し脱線したけれど、、
こうした枝物等、ちょっとピリッと引き締めてくれる花材が入るのもパリスタイルの魅力。甘さだけでなく奥行きが出て、大人っぽさが増して。主役級の花なしに束ねたブーケなんかは更に上級、ツウ好み。
コブシは桜と共に春を告げる花木。
暖かい春が、やっぱり待ち遠しい。
明日はディプロマの仲間との同期会。前に皆んなで会ってから早や2〜3ヶ月。各地で活躍する花仲間の話で会話にも花が咲く筈。楽しんでこようと思います。
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