森の中の家
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熱戦が繰り広げられたオリンピックもいよいよ明日で閉会。2月が終わろうしています。
イベント参加に始まり、お仕事、充電、癒しのショートトリップ、レッスン、、。
2月は逃げる、、と言われるように、あっと言う間の一ヶ月だった気がします。
さて本当はレッスンの事も書かなきゃ、、なのですが、すっかり季節が変わってしまわないうちに、先に先日 訪れた 森の中の家 安野光雅館の事を書こうと思います、、。
京丹後市久美浜町 和久傳の森にある、建築家安藤忠雄氏設計の美術館。
この冬何度か見舞われた大雪の後、雪の舞う前日とは打って変わり 春の陽気さえ感じる快晴の日に訪れる事が出来ました。
森への入り口を抜けて見えてきたのは、
雲ひとつない青い空、雪の森に杉板張りの黒壁が存在感を放つその建物。
森に抱かれてひっそり佇むような美術館の筈だけど、この時はこの景色の中に際立って見えました。
世界的にも有名な「ふしぎなえ」を代表作にもつ絵本作家の安野光雅氏。
その世界へ入る為のコンクリート壁で囲われたアプローチも数十センチの積雪。
私達が朝一番の入館者だったようで、雪かき作業もまだ終わっておらず。
ザクザクと雪を踏みしめる感覚も楽しみながら進んで行きました。(こんな事もあろうかと、持ってきていたレインブーツが大活躍。)
展示される絵は会期毎に変わるようで、今回の展示は安野光雅氏が書いた「御所の花」
天皇皇后両陛下の本を装丁したご縁から、御所の庭の四季折々の花をスケッチ。そのスケッチから描かれた水彩画の数々が展示されていました。
館内は安藤忠雄氏らしさを感じる事の出来る、柔らかな自然光が差し込む設計。絵の雰囲気に合わせてなのか、木材を多く使った内装になっていて、すぐに安野氏の世界観に気持ちが切り替わった気がしました。
絵本とはまた違う優しい色彩。
繊細な筆致。丁寧に書かれたスケッチ。
数々の植物がその特徴を捉えて丁寧に書かれている事、花ごとに違う背景色が醸し出す空気と言葉。
その花々が咲いている景色が目に浮かび、また、何処か懐かしいような気持ちを呼び起こし。
"昔は朽ちた花を見て美しいと思った事がなかったけれど、その花が終わって、またその後から次の新しい花が咲いて、それが自然の営みなのだと知ったら見え方が変わった"
というような事が書いてありました。
丁度私もこの何年かで同じような事を強く感じるようになっていた事もあり、
安野氏の自然を愛する心と自然から学んだ事がすっと染み込んでくるような、そんな絵を一枚一枚丁寧に鑑賞する事が出来、大切な事を思い出させてくれる時を過ごす事が出来た気がします。
決して大きな美術館ではないけれど、場所柄 自分のペースでゆっくりと堪能する事が出来そうだし、また訪れたいと思う美術館でした。
絵画鑑賞の後は、和久傳の工房レストランへ。
薪ストーブ前のソファー席でコーヒーとスイーツを。
薪が弾ける音と炎と炭火の匂い。
出来たての蓮根餅。五感を全て満たして。
本当は敷地内の森をお散歩出来るようでしたが、この日は積雪で断念。次の機会に楽しもうと思います。
近くには、京都の料亭が仕入れている、、という、いも専門の農園があり、、。
ここのさつま芋が驚く程、甘くて美味しくて。
取り寄せも含め、この冬 3度目のお買い上げ。(焼くだけで、しっとり甘いスイートポテトのようになり、差し上げた方、皆に好評なのです)
この界隈は酒蔵も多くて、酒蔵巡るのもオススメ。試飲してから買えるものもあるので、味の違いを楽しんだり、酒蔵限定のお酒を購入したり、、と、いろんな楽しみがあります。
久美浜湾の牡蠣を楽しんだり、蟹を堪能したり、周辺の野山で採れた山菜のお料理の数々に露天風呂、、と。
花同様、その季節の楽しみを満喫して、充電完了。
(朝、露天風呂から見えた景色。)
そろそろ、日増しに春らしさが増してきましたね。
レッスンでは、春爛漫のお花を楽しんでいただいています。体験レッスン(花材・税込 5000円)も受付中です。春からお花始めてみませんか?
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