2019 夏 コートダジュールの美しくて小さな町

大阪北摂のフラワーサロンdans la marge(ドンラマージュ)では、少人数サロン形式でパリスタイルのフラワーアレンジレッスンやワークショップを開催しています。

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 今月は、夏の日差しに映える、エネルギーを持った花々や、清涼感を感じる花の合わせなど、この季節ならではの花を楽しみます。
早くも少しずつ晩秋から秋の訪れを感じる花も出始めています。暮らしに花の彩りを。
日常の風景に花を添えてみませんか?

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今日は、2019 夏のブラッシュアップ&旅の記録の続きです。
パリ入り前に訪れた南仏。
ニースを拠点に少し周辺の村に足を伸ばしました。
エズ、ヴァランソール高原、ムスティエ・サント・マリーに続き、次はヴィールヴランシュ・シュルメールへ。

ヴィールヴランシュ・シュルメールは、古くは西地中海に向かう基点として栄え、今は客船の停泊地となっている町。

ニースから鉄道で二駅(各駅停車で約 8分)という、とてもアクセスしやすいところにありました。
乗車券購入の長蛇の列。
ペンダント照明とパソコン、掲示板の文字のブラック。切符売り場すらお洒落に見えてしまいます。

ヴァカンスシーズンのこの時、列車は各駅停車だというのになかなかの混雑振りでした。

最近ニース駅周辺ではスリが多発、、という前情報もあり、ニース駅付近から緊張感を携えたまま降りたったその駅。

なかなかのインパクトある駅(無人駅)ですが、その構内を出た目の前に広がる海岸沿いの景色に、思わず感嘆の声が漏れました。



広がる海と空、背後には険しく切立つ岸壁。その岸壁の所々は、カラフルな建物やブーゲンビリアの華やかなピンクに彩られた、ニースとはまた異なる海沿いの町。


海を目の前にした道沿いには、カラフルな外壁のレストランやホテルが軒を連ねています。



そんな景色をみながら、
一番の目的である サンピエール教会へ向かいます。



この教会は、ヴィルヴランシュの漁師の教会で、
コクトーによって修復・装飾された教会。



写真撮影不可の為、内観写真はないのですが、
天井を含む全壁面がコクトーによって描かれた壁画になっています。
独特のタッチは、時間をかけて見ていくととても興味深い(絵ひとつひとつに簡単なものだけれど、説明ボードがあり、日本語でも記載されているので分かりやすい)

けれど、それ以上に 柔らかな色のトーンに心が呼応するような、そんな気分になりました。
 小さな空間に身を置いて、コクトーの世界を身体で感じられるこの教会は、機会があればお勧めしたい場所です。
その時感じた事を覚えておきたくて、教会内で販売されているポストカードを買いました。



もう少し浸っていたいところですが、本当に小さい教会なのと、後の予定もあるので、
心を残しつつも教会を後にします。

教会前の、海に平行して走るいく筋かの細い路地も気になるお店やレストランが点々と。



ふらっと入ったお店では、爽やかな香りのフレグランスに出逢えたり


暑さに負けてジェラートを頬ばったり、、。



そんな気ままな散策を楽しんだ後はランチを。
本当に海を真横に、汐風を感じながらの食事。

道路隔てた海岸沿いがパラソルを配したテラス席。


この旅で知り合った食通のKさんのお蔭で、
本場のブイヤベースを頂く事が出来ました。


お店の方の推しの牡蠣は新鮮そのもの(まだ動いているほど)



まだゆっくりしていたいところでしたが、また列車に乗り、次の街 アンティーブに向かいます。




ただ今9月までのレッスン申し込み受付中★
8月もまだお席がご用意出来る日程もありますよ。(10月のスケジュールは近日アップ予定です)
エネルギーや癒しを与えてくれる夏の花合わせから、少しずつ少しずつ秋を感じる佇まいにむかっていくのを、是非お楽しみ下さい。

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