芍薬を使った初夏のブーケ:房スグリを合わせて
少し重量感があり、ブーケにするには慣れていないと少し難しく感じるかもしれませんが、蕾からフルブルームまでの劇的な変化。華やかな咲き姿。この魅力を楽しんで頂きたいからです。
少し難易度が上がって苦戦される人もあるかと心配しましたが、ちよっとコツをお伝えすると皆さん上手に扱って下さり、素敵なブーケやコンポジション(アレンジメント)に仕上げて下さってます。
前回に引き続き、今日は房すぐりで束ねたブーケをご紹介します。
房すぐりは、房状についた実が葉の合い間かキラキラと見えるのが可愛らしく、パリスタイルでも良く活用する花材の一つです。
今は瑞々しいグリーンの房ですが、これから季節が進むと色付き、真っ赤な実となり また少し装いが変わります。
(8月頃まで、何度となく きっと使用しますので、まだ使った事のない方は楽しみにしていて下さい)
この房すぐりをメイングリーンとして、またこの実も活かしながら 束ねて頂きました。
同じ房すぐりでも、どの部分をどう見せたいのか、、、。
それによってネトワイエ(不要な葉をとったりしてブーケを組む前の準備)も違ってくる事等をお話ししながら、下準備が済んだら 即 組み始めて頂きます。
シンプルな花材、重たい芍薬に 最初は頭を悩ませていたSさんでしたが、
組み方のコツや配置のコツをお伝えすると、
「もう一度 最初から組み直していいですか?」と、ご自身で最初から最後までしっかり束ねて下さいました。
春先は繊細で可愛らしいブーケが続いたので、最初は感覚が掴めなかったようですが、
これまでとは違った装いのブーケに達成感を感じて頂けたのが、伝わってきました。
きっと一段ステップアップしましたね!
パリスタイルの魅力を知り、
「最近 花屋さんに行くと、グリーンに目が行くんです」と仰るSさん。
次はどのグリーンを使いましょうか。
グリーンで異なる、芍薬のブーケ、
次回は ちょっとキュートなリョウブバージョンをご紹介します。
ただ今 6月までのレッスン申し込み受付中(☆)
お花初めてさんも、お久し振りさんも、
初夏の爽やかな花々とグリーンを楽しみに来て下さいね。
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